私の巴里・パリジェンヌ

【著者】朝吹登水子

【発行】文化出版局

【発行年】昭和52年第3刷

【本の状態】良い
経年に伴う若干のヨレ、スレ、ヤケ、紙魚などございますが、目立った汚れ、書き込みなどなくよい状態です。グラビアページもきれいです。
※商品の状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】
娘時代から、主婦、母として通算30年をパリで過ごしたという著者。
フランソワーズ・サガンの『悲しみよこんにちは』訳者として知られています。
彼女がその洗練された感覚、趣味、思想で渡り歩き、
さまざまな著名人と交遊した30年間のフランス暮しを元に、
「ボンナネ」と声を掛け合い、家族や近しい人たちと静かに過ごすフランスのお正月、
古いものを大切にするため、先祖代々の大箪笥に、先祖代々からのシーツをしまい大切に使うというフランスで、緻密なシーツの繕いを習うという小学校のこと、
オートクチュールの服を着て、ものすごい宝石をつけパーティに集うファム・デュ・モンド(社交界の婦人たち)と、若く美しい取り巻きの美青年たちの思い出、
フジタ画伯は北斎、著者は歌舞伎の女主人公「夕霧」に扮したというド・ノワイユ子爵夫人の仮装舞踏会・・・。

美しい写真とともに、夢のようなフランスでの一流の生活、
そしてボーヴォワールやサガンなど、
交流のあった美しく聡明なパリジェンヌたちの思い出を
丁寧に丁寧に綴った美しい一冊。

ジョルジュ・バルビエの壮麗なカバー絵も印象的です。

型番 kyoto
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