クリストファー男娼窟

【著者】草間彌生

【発行】而立書房

【発行年】1989年第1刷

【本の状態】良い
経年にともなう若干のヨレ、スレ、ヤケなどございますが、落丁、書き込みなど目だった傷みはなく読むには問題なくよい状態です。
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【その他】
前衛的で独創的なアートワークで知られ、世界中でその名を知られるアーティスト、草間彌生。

「今迄、瞬間ごとに魂がきらびやかな何ものかに餓えていなくては、私は一行の文章も、一つの彫刻も創れないという宿命の只中に身をおいてきた」と語る彼女は、
その作品世界そのままの、鮮やかで、残酷で、一途な生と性の世界を小説の中にも生み出しました。

「ビルの底に日がな息をひそめている男娼たちは、夕方になると不死鳥のように深い眠りからさめて、夜にむかって衣替えしようとしている。」

ヘロインを買うために男娼として生きる黒人のヘンリーと、同じく心に闇を抱えながら、男たちの売春を斡旋する女性ヤンニーの出口のない痛みを描いた表題作「クリストファー男娼窟」ほか、むせ返るようにあらあらしい臭気にまみれた残酷でグロテスクな人間の生と傷跡、そして愛を描いた二編を収録。

収録作品
クリストファー男娼窟/離人カーテンの囚人/死臭アカシア




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