ド・ブランヴィリエ侯爵夫人

【著者】中田耕治

【発行】薔薇十字社

【発行年】1971年初版

【本の状態】
函・帯付。背に強いヤケ、色あせがあります。経年に伴うヤケ、スレなどございます。中身に落丁、書き込みなどなく読むには問題なくよい状態です。
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【その他】
ルイ王朝の君臨する17世紀のパリに、
奇怪な毒殺事件が頻発したことがあったという。
その当時、政治的陰謀やルイをめぐる宮廷の女たちによる
一連の「毒薬事件」にまみれ、
中でも一際目立った天才的毒薬常習者として犯罪の歴史に名を残した一人の女性、
それがド・ブランヴィリエ侯爵夫人である。

栗色の髪に蒼い眼、美しく妖艶な姿をしていたという夫人が、
社交界で数々の男と浮名を流し、数々の毒殺事件を引き起こす。

澁澤龍彦氏の『世界悪女物語』などでも夫人については記されており、
著者の中田耕治は、澁澤氏のエッセイに着想を得たという。

自己の官能と享楽へのあくなき情熱のゆえに華麗なる毒殺のドラマを生きた、
美しき侯爵夫人のめくるめく生涯の記。

美しく妖しく、瀟洒な装丁は宇野亜喜良氏によるもの。
型番 kyoto
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