ぼくのおじさん

【著者】北杜夫(挿絵/和田誠)

【発行】旺文社

【発行年】昭和47年初版

【本の状態】
函・カバー付。函に端の切れや剥がれ、スレ傷など傷みがあります。
経年に伴うスレ・薄いヤケ・カバー端の小ヨレ等ございますが、
落丁・ヤブレ等なく本体の状態は良好です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】旺文社ジュニア図書館
「ぼくのおじさんときたら、これはもう、
友だちに誇るべきところが、なにひとつない。
友だちに誇るどころか、ぼく自身にとって、
なんの役にも立たない。ぼくだけでなく、
ぼくの家じゅうにとって、なんの益もないおじさんなのだ。」

友だちに自慢できるような特技もなく、
お小遣いなんてもちろんくれず、
おうちでゴロゴロする居候のおじさんと
小学六年生の甥っ子の僕のお話を
北杜夫がユーモアたっぷりに綴ります。

大学病院の下っ端だった貧乏医師時代に
兄の家に居候していたという
著者自身のダメなおじさんだった頃の
思い出もこめて書かれたとのこと。
本作に登場する甥っ子と割り勘にして
少年マンガを買って読むというエピソードも
北杜夫氏ご自身の経験談だそうです・・・。

オトボケ風味がかわいい挿絵は和田誠氏によるもの。


型番 mashiko
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