金子光晴のラブレター

【著者】江森陽弘

【発行】ペップ出版

【発行年】昭和56年改訂新版第一刷

【本の状態】
小口に紙魚あり。経年に伴うヨレ、スレ、ヤケなど多少ございますが、目立った汚れ、書き込み、落丁などなく読むには問題のない状態です。
※商品の状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】
「好きだ。好きだから、世の中にウソをついていこう。それを持続する鍵は世間を欺いていくことだ」

ハタチそこそこの若い娘時代に、こんな言葉で60を過ぎた憧れの詩人・金子光晴にくどかれ、愛人となった大川内令子さん。
大詩人、金子光晴に「ウサギさん」と呼ばれ、世間一般に認められた妻であり、
当時、光晴よりも高名な流行作家であった森美千代さんを思いながらも愛に生き、「みつニイちゃん」と呼ぶ金子光晴の大きな愛を浴びるように受けた彼女。

金子光晴の奔放な愛に振り回され、
また自身、アドルム中毒に苦しみながらも愛を貫き人生を捧げた彼女と詩人の、
ときにユーモアをも感じさせる究極の愛の物語。

表紙のイラストは、金子光晴が何百通にもおよぶ彼女への手紙のほとんどに添えたという耳の長いうさぎの直筆のイラスト。


型番 kyoto
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