マダム

【著者】織田昭子

【発行】三笠書房

【発行年】1956年第1版発行

【本の状態】難あり
カバーが本体にのり付けされています。また小口地部のみ、黒く塗りつぶされています。その他、カバーのヤブレ、のどの緩みヨレ、スレ、紙魚など全体に痛みがございますが、ページ内は落丁、などなく読むには問題のない状態です。
※商品の状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】
銀座の現役マダムである著者のつづる、不条理で嘘と虚飾にまみれながらも人々を魅了してやまない、きらびやかな夜の銀座で繰り広げられる男と女の記録。

作家、織田作之助の二度目の女房で一度別れたあと四度目の女房に居直ったという著者と、織田作之助晩年の壮絶なエピソードも収録。
「一日の外泊は、とりもなおさず、一つの恋の物語の発端なのだ」と、病で亡くした最初の妻を忘れられないながらも次々と手をつけた女の後始末をし、夜中に仕事をする織田に、おなじように覚せい剤を注射されたとさらりと綴る。
酸いも甘いも見てきた銀座のオンナの覚悟がひしひしと伝わります。

そんなマダムの生き様を引き立たせる、
佐野繁次郎の斬新でクールな装丁にも注目。
型番 kyoto
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