花物語 <全三巻>

【著者】吉屋信子

【発行】国書刊行会

【発行年】昭和60年発行

【本の状態】良い
帯付。経年に伴うスレ・カバー天地のヨレ・背の小ヤブレ・ヤケが全体的ありますが、目立った汚れ等はなく読むのに支障はございません。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】
吉屋信子による少女小説の金字塔!
さまざまな花をテーマに少女たちの淡く美しく、そして凛とした世界、心の交流を綴った短編集。
「おねえさま」と呼び合い、愛ほとばしる手紙を送り、女学校の新入生をそよそよとさえずるように品定めする少女たち。
避暑地や寄宿舎を舞台に交わされるそんな乙女な会話に思わずうっとり・・・。
喜怒哀楽、どんな大げさな感情や誇大な表現にも使えるという「非絶哀絶断腸之記」なる形容詞など、
少女たち独自の言葉づかい、仲間うちの言葉、思わず頬がゆるんでしまうようなあだ名を使う様子も少女らしく愛らしい。
永遠の少女たちから圧倒的な支持を得て読みつがれてきた名作、
一篇ごとにきらめく少女たちの物語をお楽しみください!

中原淳一の描く、瞳のきらきらした儚い少女たちの挿絵が少女たちの世界を彩ります。
国書刊行会より再版されている淳一文庫シリーズのひとつです。
型番 kyoto
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