ライフスタイル

【著者】萩原朔美/著・写真 串田孫一/装丁

【発行】青娥書房

【発行年】昭和51年第一刷

【本の状態】良い
帯付。経年に伴う若干のヨレ、ヤケ、スレ、紙魚などございますが、中身に落丁・ヤブレ等はなく状態は良好です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】絶版
「僕は今日まで、何枚のお皿と、何組のコーヒーカップと、何コのコップを割っただろうか。机にナイフで傷つけたことは無かっただろうか。カンシャクを起こして、椅子を蹴ったりしなかったろうか。引越しの度に、どのくらいの物達を無情にも置きざりにしてきただろうか。
考えてみると、ずい分物に対して身勝手なことをしてきたなあと思う。」

詩人・萩原朔太郎を祖父に持ち、
寺山修司主宰の演劇実験室「天井桟敷」の立ち上げに参加、数々の舞台を踏んだのち、現在は演出家としても活躍する著者の萩原朔美さん。

この本は、25歳から28歳の間に書かれた作品を集め、それらを執筆しているあいだ頭の中に巣食っていたということば「ライフスタイル」をタイトルにしたという一冊。

日々の死活に埋れがちな気恥ずかしさ、ためらい、うしろめたさ、つまらなさ、悲しさを、
さりげない文章ですくいあげるみずみずしいエッセイです。

本文中に散りばめられたかのように配置される
美しく遠い日の記憶を思わせる写真の数々は、
著者自身の撮影によるもの。
型番 kyoto
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