わたしの織田作之助*その愛と死

【著者】織田昭子

【発行】サンケイ新聞社出版局

【発行年】昭和46年初版

【本の状態】
帯献呈添え文(印刷)付。
カバー天地にヨレ・スレ・ヤケ・小口の紙魚汚れなど
経年に伴う傷みがありますが、ページ内は落丁などなく
読むには問題のない状態です。
※商品の状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】絶版
「織田作之助さんと、いっしょに生きた時間は
みじかかったけど、私の人生にあたえられたものは、
はかりしれなくて、二人の人間の絆の
不思議さを思わないわけにはまいりません。
あくまでも、わたくしの見た、
わたくしの織田作之助の、群像です。
行年三十五歳。いまでも、苦みを漂わせた若さのまま、
わたくしの方をむいているような気がいたします。
(著者 献呈添え文より抜粋)」

それは“流れ星”に似ていた。
戦後文壇に妖しいばかりの光を放ち、
そしてつかの間に生命を燃え尽くした
鬼才・織田作之助。

織田作之助の二度目の女房で一度別れたあと
四度目の女房に居直ったという著者。
織田作之助がヒロポン中毒に溺れるさま、
晩年の壮絶なエピソードも収録されています。

終戦直後文壇に、まるで花火のように
慌ただしく消えた織田作の姿を、
彼が最後に愛した女性の手によって生き生きと描き出した
哀れにも美しい恋物語・・・。

型番 mashiko
在庫状況 在庫ありません。
売り切れ中です。
購入数
Soldout