背徳の部屋

【著者】白鳥千春/訳 たなべ・みえこ/装丁

【発行】鷹書房なすび文庫

【発行年】昭和45年初版発行

【本の状態】
函付。経年に伴うヤケ・スレ・汚れなどの傷みがありますが、
ページ内に落丁・ヤブレなどなく状態は良好です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】絶版
「要するに、人間における一切は悪徳なのだ。
悪徳のみが自然の本質であり、自然の組織の本質なのだ。
(マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』澁澤龍彦/訳)」

天涯孤独の身でありながら、父の遺産のおかげで
一文の収入がなくても暮せるという絵描きの主人公。
ある事件をきっかけに、女性の美の神秘性よりも、
肉欲の醜さと快楽に眼を向けるようになってしまった
彼と女たちが生み出す、「背徳の部屋」の哲学とは・・・。

たなべ・みえこさんによる、コケティッシュな装画が愛らしく美しい。

型番 mashiko
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