あぷれ二十四孝

【著者】河盛好蔵

【発行】新潮社

【発行年】昭和38年6刷

【本の状態】
経年に伴うヨレ、スレ、ヤケ、紙魚などございますが、落丁書き込みなどなく読むには問題のない状態です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】絶版
フランス文学者である著者による、肩のちからの抜けた子育て論。
昭和30年代に書かれた本書、
おそらく大きく時代や人々が変わり始めた当時、それまでの「威厳ある父」を中心とした家庭が成り立たなくなってきていた時代に、子どものわがままに悩み、子育てに悩む親も多かったはず。
著者の河盛好蔵は、数々の人生論、女性論も残した方。
年を重ねたものが、ついつい「昔はよかった・・・」「今の若い親は・・・」と言ってしまいがちなのはいつの時代も同じこと。
しかし、気負わず、だけど大事なことは見失わず、「親と子の関係を楽しく明るいものに」したいという著者の一方的でない子育て論は、きっと現代にも通じるはず。
親との関係に疲れてしまった方も、子どもとの関係に悩んでいる方も、
きっと心が軽くなる、思わず「ああそうか」と気づかなかった見方に気づかせてくれる一冊です。

そんな著者の思いを代弁しているかのような、
ユーモアたっぷりの気取らない装丁は、『暮しの手帖』編集長、花森安治氏によるもの。

型番 kyoto
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