女と女の世の中

【著者】鈴木いづみ

【発行】早川書房

【発行年】昭和53年初版

【本の状態】
経年に伴う全体的なヤケ、カバー天地の傷み、スレ、カバー背表紙に濡れ染みがありますが、中身にヤブレ・落丁はございません。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】文庫版・絶版
彼女はある日男の子を見かけた。
しかし誰も信じようとしない。
男の人数は極端に減少し、しかも居住区に収容されているのだ。
それでも、彼女が男の子を見かけたのは本当だった。
自分でも気づかない束の間の恋・・・。
そしてまた、すべてはあたり前の日々にもどり、
女と女の世の中はつづく・・・。

女性が支配する未来世界の少女を描いた表題作ほか、
軽妙な語り口の“悪魔との契約”ストーリイ
「魔女見習い」、童話的な味わいでつづる
「あまいお話」など、9編を収録。

SF作家・眉村卓に「舞い狂い、人に眩暈を
おぼえさせるような私的最小社会の灯蛾
(灯りの周りを飛翔して離れない蛾)」と称された
鈴木いづみの激しく、眩く、繊細な短編小説集。

型番 mashiko
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