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小市民
【著者】吉屋信子
【発行】東和社
【発行年】昭和24年発行
【本の状態】
難あり
古い本ですので、全体にヤケ、紙魚、折れ、スレ、小さなヤブレなど痛みがございます。落丁などなく読むには問題ございません。
※商品の状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
【その他】
絶版・希少
「小市民てのは仏蘭西語のプチ・ブルヂョアといふ
言葉から来たんですが、つまり食ふには困らない。
多少の貯金もある、その貯金で家の一軒も建てる、
倅にいい嫁を取る、そして平和に暮す、
さうして生活すれば、もうそれで満足――
さういふ考へや生活をする人を小市民と言ふんですよ。」
時は戦後まもなくの頃・・・
亡き主人の死後扶助料を受け取りに
雑司ヶ谷より神田郵便局へ向かった未亡人のおミツ。
しかし、昨夜息子に書いてもらっていた
受領証書を忘れ、読み書きできず困り果てた
おミツを助けてくれたのは、
読み書きも堪能な若く美しい雪子という女性だった。
おミツは、麦酒会社に勤める息子の「嫁候補」に…と目論んで―。
息子や若者に“小市民”と揶揄されつつも、
日々の暮しを慎ましく守る女性たちに向けられた
吉屋信子の温かな眼差しが滲む作品。
装幀は画家の岡村夫二によるもの。
型番
mashiko
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