蜜の壷

【著者】岡部伊都子(装幀／芹沢�げ�)

【発行】創元社

【発行年】昭和52年4版

【本の状態】可
カバーにヤケの強い箇所がございます。
経年に伴うヤケ・スレ、小口やカバーの汚れ、カバー天地のヨレなど
ございますが、落丁・ヤブレなどなく読むのに差し支えございません。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】絶版
京都の随筆家・岡部伊都子さんの
1961年末から1971年春に発表した作品を
一冊にまとめた随筆集です。

私たちの必需の糧である蜂蜜一滴を得るための
蜂たちの惜しみなき労働、生活の愛、いのちの重み。
深い精気に溢れた蜜は、ただ口に甘いのではなく
心を満たし、からだを活かす・・・
同じ文字を綴るのならば、こんな蜜を
一滴ずつ集めるような仕事ができたら――
との思いから憧れの思いも込めつけられたというタイトル。

こまやかな感性と凛とした生活への眼差しから
紡がれる文章は体の真ん中を満たすような
静かな充足感に満ちています。

艶やかに美しい装幀は芹沢�げ陲気鵑砲茲襪發痢�

＊目次＊
うちは鬼やった／未発覚の思想／自分の目
生かす愛／美のこころ／日本の空
沖縄恋しや／夜の雪／お手玉の音
春愁／菓子だんす／花火の花
京の運転手さん／花の大原／清浄／秘仏
・・・etc.
型番 mashiko
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