旅愁

【著者】横光利一

【発行】改造社

【発行年】昭和25年

【本の状態】難あり
経年のため、全体的に紙魚汚れ、ヤケ、折れ、背剥がれ、シミ汚れ、中割れ、端のスレ、ページの折れなど傷みが目立ちます。
中身に落丁はございませんが、ご理解いただきましてご注文をお願いします。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】希少本
日本伝統主義者の男、ヨーロッパの合理主義者の男、
そして二人が心惹かれるカトリックの女・・・
戦前の東京・パリを舞台にした男女３人が織り成す恋愛を
素地に綴られた野心的な思想小説。

1936年にパリに渡り、世界の慟哭に立ち合い、
外遊の印象を元にまとめたこの長編は
1937年より著者が没するまでの10年間をかけて連載され
この一冊にまとめられました。
著者の意図としては続編も構想されていたそうですが、
作者の死をもって未完となっています。

装幀は著者と親交が深かった佐野繁次郎氏によるもの。
型番 mashiko
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