ベッドでのむ牛乳入り珈琲

【著者】瀧澤敬一

【発行】暮しの手帖社

【発行年】昭和27年

【本の状態】可
古い本ですので、経年に伴うヤケ・スレ・ヨレ・紙魚等全体に傷みがございますが、
落丁等はなく読むには問題のない状態です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】
「ねどこでのむ牛乳入りのコーヒー
菓子もあつたかい、クロアッサンも一所だ
あゝなんてうまいんだろう、こんちくしょう」

何もかもが不足していた貧しい時代にフランスで生まれたという流行歌
「カッフェー・オーレー・オーリー」をタイトルにしたかわいらしい本書。

冒頭の一文は、その歌詞
「オン・ブラン・ル・カッフェー・オーレー・オーリ、
アヴェツク・デ・ガトー・エ・デ・クロアッサン・ショー
アー・クセボン・ノンドノン」
を和訳したもの。
原語も和訳もなんとも調子がよく、思わず口ずさみたくなります。

そんな「カッフェー・オーレー・オーリ」は1950年に『暮しの手帖』に掲載されたエッセイ。
フランス生活の長い著者だからこそのぞきみることのできた、
フランスの“茶飯事”をユーモアたっぷりに綴ったコラムを
一冊にまとめています。
おいしいものや恋、フランス流お洒落のあれやこれや…。
ちょっぴりフランスかぶれしたおじさまのがなんとも小気味よく語る、
当時のフランスの風をたっぷり感じてください。

センスあふれる装丁は、花森安治氏によるもの。
型番 mashiko
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