ホテルの人々

【著者】森田たま

【発行】東宝書店

【発行年】昭和18年発行

【本の状態】難あり
表紙パラフィン紙端に若干のヤブレあり。
全体的に経年に伴うヤケ・スレ・紙魚が目立ちます。
書き込み、落丁などはなく、読むには問題ない状態です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】絶版
著者自身、昭和40年代に箱根強羅ホテルに長期滞在し、この作品を書き上げたという森田たま。
その丁寧な暮らしぶりややわらかな感性が今も女性たちに支持されている著者ですが、
主人公の「ホテルに滞在する女作家」の言葉をかりて、
それはそれは細かにときにはおせっかいにホテルの人々を観察し、交流していきます。
パトロンを探す芸者への冷たいまなざし、
立派な身なりでホテルの従業員たちをだましていた大泥棒への疑い、
心を閉ざした少女へのやさしさ・・・。
すばらしくモダンな調度といきとどいたサービス、
誰もがゆったりと時間を過ごせるという
森田たまならではのホテル選びは、
現代人の求める癒しにもぴたりと通じます。
長い休日をホテルのロビーでゆったりとくつろぐように、
女性ならではの繊細な観察眼と人間模様をお楽しみください。

型番 mashiko
販売価格
1,500円(内税)
購入数