ビリチスの官能の歌


【著者】栗田勇(表紙・挿画/宇野亜喜良)

【発行】新書館

【発行年】1968年初版

【本の状態】
経年に伴い表紙にスレ、キズ、表紙端のヨレがございます。
一部ページに紙魚汚れが見られます。
落丁などはなく読むのに問題のない状態です。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

【その他】絶版
「わたしの顔を水仙の花の冠でふちどって
わたしの肌にサフランの香油を塗りこめ
横笛の音を味わいながら
ゆたかに熟れたミチレーヌに
吐息を濡らして
さあ いまはわたしを遊び女の艶ごとに
―フィロデーム」

快楽の島レスボスでの悩ましい思い出を捨てて、
一人旅に出たビリチス。
そして辿りついた島、キプルでの驚くべき官能の世界。
本篇ではビリチスの死が訪れるまでの爛熟した後半生の
愛の生活が美しくうたわれています。

細部に到るまでとことん美しく作られた
レディーのためのお洒落なシリーズの一冊です。


型番 mashiko
在庫状況 在庫ありません。
売り切れ中です。
購入数
Soldout