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随筆・日々のこと
森繁自伝
【著者】森繁久彌
【発行】中央公論社
【発行年】昭和38年7版
【本の状態】やや難あり
経年に伴うスレ、ヤケ、ヨレ、
全体的な紙魚汚れ、全体的なヤケ、カバー端のヨレや小ヤブレ、
小口のスレなど傷みが目立ちます。
中身にヤブレや落丁などなく、読むには問題はありません。
※商品状態につきまして気になる点がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。
【その他】
「私は、『苦労』という言葉が嫌いである。
『随分、ご苦労なさったんですね』と云われると、
ゾッとして哀しい。
その時どんなにつらくても、結構楽しくやって行けてたし、
また他人に同情を求めることもしなかった。
―あとがきより」
森繁久彌さんが50歳を前にして
半生を振り返り綴った自伝です。
終戦後、満州から引き揚げてから
役者として地位を得るまでを包み隠さず、
赤裸々に書いています。
郷愁を誘う装幀は谷内六郎さんによるものです。
+もくじ+
<新京に祖国を失う>
マンドリンの冷たい眼/デバ庖丁と火炎壜
隣家の惨劇/春画買って下さい
写真屋開業/芸術に国境はなかった
憲兵ご入来/「話はすんだ、釈放する」
中国軍の市街戦/DDTという名の白い粉
哀しや女郎屋の亭主となる/長男、二千円也の高値
海に見入る大陸の子
<嵐の中の回想>
なかなか生まれない長女/「パパ、生んじゃった」
ご対面、大きな赤ん坊/京城から満州へ
<帰国の日から>
疫病神/悪は急げ/インスタント上官
ザリガニ・フライの正月料理
ふたたび闇屋に・・・/鏡にうつった己が姿
胸ふくらむ映画初出演/満州坊主、女色を断つ
風呂にくべたペテン師の台本
野武士の死体で初舞台/哀しきは酔い中のメルヘン
コーちゃんとのキス事件
・・・etc.
型番
mashiko
販売価格
1,500円(内税)
購入数
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