杏っ子

【著者】室生犀星

【発行】新潮社

【発行年】昭和33年11刷

【本の状態】やや難あり
表紙に貼り付けてあるビニールセロファンにやぶれがあります。
全体的に経年に伴うヤケがみられます。
カバー天地のヨレ、スレ、紙魚汚れなど傷みがあります。
本体も経年に伴うヤケ、スレ、紙魚、見返しの変色などございますが、
ページ内落丁などなく読むには問題のない状態です。
※商品の状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】
「作家といふものはその生涯をつくして、
絶えず自分をほじくり返してゐる者である。」

室生犀星の晩年の小説であり、原稿用紙800枚を数える
最大の長篇となった作品。
私生児として生まれ、詩と小説を書く作家の
主人公・平山平四郎と娘・杏子を描いた
自伝的小説となっています。

東京新聞に連載された二百篇ほどの短篇が
群れをなし、父と娘、そして女の半生を
つまびらかに描出した名作です。
たわわな杏の果実を描いた装画は山口蓬春氏、
字刻は畦地梅太郎氏。装幀は著者自身によるもの。

+もくじ+
血統/誕生/故郷/家/命/人氷原地帯/
若い蜜/男/無為/まよへる羊/唾

型番 mashiko
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