お嬢さん放浪記

【著者】犬養道子

【発行】文藝春秋新社

【発行年】昭和33年4版

【本の状態】やや難あり
帯付。カバーにスレ、端の小ヤブレ、ヨレ、ヤケなど傷みが目立ちます。
全体に経年に伴うヨレ、ヤケ、スレなどございますが、
ページ内落丁、書き込みなどなく読むには問題のない状態です。
※商品の状態につきまして気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

【その他】旧版
著者の犬養道子さんは、5.15事件で凶弾に倒れた
犬養木堂翁の孫であり、元法相の犬養健氏の長女であるお嬢さま。
昭和23年秋、奨学資金を得て渡米して以降、
約10年間、オランダ、フランス、スペイン、
ベルギー、ドイツ、イギリス、イタリアなどをめぐりました。
あるときは学生、あるときは放送局の客員、
またあるときは、文無し同然で放浪・・・。
そのたくましい生活力で生きぬいた彼女の青春の記録。
まだ国際的に活躍する日本人女性の少なかった時代に、
どこへ行っても劣等感や卑屈さを感じることなく
積極的に自然にとけこみ、異国生活を自由に謳歌した彼女の記録、
そして文章からにじみ出る著者の明るさ、
魅力は、わたしたちに大きな勇気と希望を与えてくれます。

印象的でお洒落な装丁は、佐野繁次郎氏によるもの。
型番 mashiko
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